■はじめまして、コウジ五三です。
私は今、40代となり、家族とともに瀬戸内の島で暮らしています。
日々の暮らしの中で、ふと立ち止まり思うことがあります。
「この日本という国に、生まれてこられたことは、どれほどの幸運だろうか」と。
それを思うと、両親、そして戦争へ行き、生きて帰還してくれた祖父。
毎日仏壇の前で家族の幸せを祈ってくれていた祖母。
そして遠い御先祖様にまで、感謝の念が湧いてきます。
便利で、清潔で、安全で、人の暖かさが根付いたこの国。
何気ない日常の中にあふれる小さな奇跡のような恵みに、私は改めて感謝ぜずにはいられません。
■歴史を学び、芽生えた”感謝の根っこ”
私がこうした思いを強く抱くようになったのは、日本の歴史と向き合い直したことがきっかけでした。
先人たちが命をかけて守ってきたこの国。
家族を想い、郷土を守り、未来の誰かのために尽くした人たちがいたからこそ、
私たちは今こうして「平和という時代」に生きています。
私はその事実を知ったとき、自然と「ありがとう」という言葉と涙が、心の奥からこぼれました。
そしてその「ありがとう」を、ただの気持ちで終わらせたくないとも思いました。
■「選挙に行く」という静かな行動
多くの人が「選挙に行ってもなにも変わらない」と思っていませんか?
以前の私も、そう感じていたひとりでした。
⏤でも、本当にそうでしょうか?
ではなぜ、選挙という仕組みが存在し、今も欠かさず続けられているのでしょうか?
それは、選挙が決して予定調和の形式行事などではなく、
私たち国民が「選択の責任」を持つ、唯一の手段だからだと私は考えています。
誰か任せにするのではなく、
「自分の暮らしや、子どもたちの未来のために、自分はどう在りたいのか」
その意思を表明できる、数少ない機会。
だからこそ、私は「選挙に行く」ことが何より大切だと思うのです。
■命を守る一票、未来を照らす選択
今この瞬間にも、
教育、税金、安全保障、医療、食の安全、エネルギー問題、災害対策…
あらゆる制度が、政治によって形づくられています。
そのひとつひとつが、
子どもたちが安心して生きていける未来に、直結しているということ。
それを私たちは、見落としてはいけないと想います。
■難しい知識よりも、大切な想い
これは、難しい政治の知識を一から勉強することではありません。
それよりも、
「今の暮らしを守りたい」
「子どもたちに平和な日本を残したい」
その気持ちを、“自分ごと”として引き受ける勇気が必要だと私は感じています。
国を良くすることは、特別な誰かがやるものではありません。
「家族を大切にしたい」と願う、私たち一人ひとりの行動の積み重ねでしかないのです。
■感謝を、行動に変えていく
私は、選挙が行われるたびに思います。
この国に生まれてこられたこと。
両親、そしてご先祖様がつないでくれた命。
そのすべてへの「ありがとう」を、行動という形にして伝えること。
そしてこの一票が、
未来の安心を育む一滴の水のように、
静かに、けれど確かに、流れとなって社会を変えていくと、私は信じています。
■結びに
この記事が、
「選挙に行くこと」について、少しでも考えるきっかけになったなら⏤
これほど嬉しいことはありません。
わたしたちの一票は、
子どもたちの命と笑顔を守る、大切な”祈り”でもあるのだと。
そう信じて、私は今日も生きていきます。
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