「死を意識して生きる」〜吉田松陰の言葉に学ぶ、本当のゴール設定とは〜

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夢を見続けるために 〜失敗するたびにゴールを再設定し続け、人生に挑む〜

■ 健康という基礎

今日、本来は仕事の予定が入っていましたが、新幹線の遅れで中止になりました。もしかすると、神様が「少し休みなさい」と言ってくれたのかもしれません。

新しい職場で早く戦力になろうと無理をしていた自覚はあります。そして今日、体調を崩し、その無理が体に現れてしまいました。

若い頃は、少々の熱や体調不良でも気合で乗り越えていました。でも、もう44歳。決して若くない。体調の変化は、年々、重くのしかかるようになっています。

そんな今、改めて思い出す言葉があります。

「元気ですか!元気があればなんでもできる!」

プロレスラー・アントニオ猪木さんの名言です。誰もが一度は聞いたことがあるであろうこの言葉には、実は“夢を見るための秘訣”が込められていると僕は思っています。

26歳の頃、僕は「椎間板ヘルニア」を患い、歩くことすら困難になりました。痛みは日に日に増し、まるで神経が叫ぶような日々。整体や治療も試しましたが、効果はなく、最終的に手術を決意。無事成功し、あの言葉にできない苦しみから解放されました。

 

入院中、病室の壁に貼った「もう一度、走る‼︎」という目標。それが僕なりの”ゴール”でした。

 

この経験を通じて、「健康は当たり前ではない」という現実を思い知りました。

 

世界中には、今も病気と闘っている人がいます。夢を追いかけるどころか、”健康になること”そのものが夢だという人もいます。

 

改めて言いたい。

  「元気があれば、なんでもできる」ーーこの一言に尽きるのです。

■ 吉田松陰先生の言葉

夢なき者に理想なし
理想なき者に計画なし
計画なき者に実行なし
実行なき者に成功なし
故に、夢なき者に成功なし

幕末の志士・吉田松陰先生の言葉です。これはつまり、「まずは夢を持ちなさい。そこから全てが始まる」と僕には聞こえます。

 

夢というのは、最初から大きくなくていい。小さな火花がやがて大きな炎になるように、まずは”心に灯る種火”のようなもので十分。

 

でも現代を生きる僕たちは、目の前の生活に追われ、夢を見る余裕すらない人も多いと思います。

 

「こんな毎日の中で、夢なんて持てるの?」そう思ってしまうのも当然かもしれません。

■ 唯一確定した未来=死

僕たちには誰にでも、100%確定している未来が一つだけあります。それは「死」です。日々、その未来に向かって、秒単位で近づいています。

 

だけど僕は今日も「自分は死なない」と、無意識に思っていた。体調が悪くても、仕事に行こうとしていました。なぜ?

・職場に迷惑をかけたくない

・体調管理ができていないと思われたくない

・上司に「休むんだ」と思われるのが嫌だった

でも、それって本当に大切なことだったのだろうか?

その場しのぎの「全然大丈夫です」とい言葉に、嘘を重ね、自分に嫌気がさしました。死というゴールが確実に存在しているのに、そこへの畏敬の念もなく、限られた時間への敬意もないまま、自分自身を消耗させていた。

このままではいけない。

”ゴールの再設定”が必要だと強く思いました。

■ 何が自分にとって一番大切なのか?

夢を持つためにまず必要なのは、「自分のとって一番大切なものは何か?」を見つけることだと思います。

 

もしお金が一番大切ならば、「いつ、どこで、どんな方法で、いくら欲しいのか」ーー因数分解していくことで、より明確なゴールが見えてくるはず。

僕にとっては、やっぱり**”愛する人たちの笑顔を守ること”**。

これが、僕の夢であり、ゴールの中心です。

夢を持つことは、人生の幸福感を高めてくれると信じています。夢中になれることがある人生は、豊かです。そして、ゴールに向かう道のりそのものが、幸せに満ちていてほしい。そう願っています。

■ 最後に

“死”という確実なゴールを常に意識して生きるのは、決して楽なことではありません。

けれども、そのゴールがあるからこそ、限られた”命という時間”を、どう使うかが問われる。

自分にとって大切なものは何か?

それを見つけ、夢に変えて生きていく。

そんな人生をーーふと立ち止まった時に、「悪くなかった」と思えるように。

今を、大切に

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。

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